生ゴミ乾燥処理機を15年超使い続けている我が家の話を少々

我が家が初めて生ゴミ乾燥処理機を購入したのは2009年。パナソニックの生ごみリサイクラー MS-N23でした。


参考に:パナソニック(Panasonic) > 生ごみリサイクラー MS-N23

生ゴミが乾燥してパリパリになってコバエや匂いに悩まされることが無くなり、非常に感激したことを今でも覚えています。

それ以降、生ゴミ処理乾燥機なしの生活は考えられなくなりました。

その後、パナソニックのMS-N23が壊れた際に比較検討して購入し、2019年から使い始めたのがパリパリキューブライト(PCL-31)です。


参考に:島産業 > パリパリキューブライト PCL-31

そして5年後、そのパリパリキューブライト(PCL-31)の調子が悪くなったので、後継機のパリパリキューライト(PCL-35)を2024年に買い直して使っています。

毎回の購入時には、じっくり比較検討しています。

生ゴミ乾燥処理機の最近の比較情報をまとめてみましたので、よかったら参考にしてください。

生ゴミ乾燥処理機の比較表

スマホはそのまま左右にスライド、
PCは表下の細いグレー色バーのスライドで、表内を全部見ることができます。

左右スライド
◀ ▶
生ごみリサイクラー
MS-N53
パリパリキュー
PPC-11
パリパリキュー
ライト PCL-35
loofen
(ルーフェン)
フードサイクラー
FC-30
NAGUALEP
NA-2
レコルト
パナソニック シマ株式会社
(旧 島産業)
シマ株式会社
(旧 島産業)
loofen
(ルーフェン)
シナジートレーディング社
カナダ発の輸入品
ナグアレップ社
中国深セン
ウィナーズ株式会社
おすすめ人数 大人数Ok ~5人用 ~3人用 ~4人用
幅×奥行×高さ
重さ
268×365×550(㎜)
約12kg
230×270×270(㎜)
約4.1kg
直径215×高さ283
約2.1kg
270×380×350(㎜)
約6kg
280×320×360(㎜)
約9kg
250×250×400(㎜)
8.5kg
最大処理容量 約2.8L 約2.0L 約5.0L 約2.5L 約2.5L
最大処理量 2kg(700g~) ~1kg ~700g ~300g
(最大1kgまで追加可)
~1.5kg
消費電力 800w 300w 150w 130w 500w 150W
電気代 (目安)※1 約30円/回 約16~23円/回(標準)
約28~45円/回(最大)
約13~17円/回(標準)
~約27円/回(最大)
約19円~約28円/回 約351円/月※2
処理時間 約2時間15分(標準)
約5時間40分(最大)
~5時間20分(標準)
~10時間40分(最大)
~5時間40分(標準)
~9時間(最大)
8時間 4時間~8時間 約1~4時間
運転音 約42dB(通常時)
約44dB(撹拌時)
約36dB 約36dB 約30dB 40~45dB
処理方式 乾燥式+撹拌 温風乾燥式 温風乾燥式 乾燥式 乾燥式+撹拌 高温乾燥式+破砕
フィルター交換 なし 目安4~9ヶ月 目安4~9ヶ月 目安3~6ヶ月 目安3~4ヶ月 6ヶ月に1回
価格 75,000円~100,000円 30,000円~45,000円 22,000円~30,000円 60,000円~66,000円 62,000円~78,000円 65,000円~75,000円
製品の強み弱み 解説コラム 解説コラム 解説コラム 解説コラム 解説コラム 解説コラム 解説コラム
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※1電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算
※2※1kWh単価26円で計算・1ヶ月30日で計算

 

各社の生ゴミ乾燥処理機の特徴 強み・弱み

生ごみリサイクラー MS-N53XD

パナソニックの生ごみリサイクラーMS-N53XDは、2020年9月に発売されましたが、スペック的には旧モデルのMS-N53と基本的に同じです。

旧モデルのMS-N53は2009年4月に発売のため、ひと昔前の設計思想ともいえるのですが、質実剛健なデザインのためさほど古さは感じません。

しかも、パナソニックの前身のナショナル時代の2003年に、既にリサイクラー MS-N◯◯シリーズを発売していて、つまり長く生ゴミ乾燥処理機の技術を蓄積してきました。

各社の生ごみ乾燥処理機を目にするようになったのは2020年頃からですから、長らく生ゴミ乾燥処理機を生活家電として作ってきた信頼感と、パナソニックという国内有数の大企業というブランドが他とは一線を画しますね。

良い点・強み

・乾燥力が強い
・余計なランニングコストがかからない
・人数

なんといっても乾燥させるパワーが強く、生ゴミが完全にといっていいレベルでパリパリになります。

我が家では、MS-N53の少し小型のMS-N23を10年ほど使いましたので、その威力は身をもって実感してきました。

他社製品では、水分多めの生ゴミや皮と内蔵の残り物が多い魚だと、パリパリには乾燥しきれないことがありましたので、パリパリというよりカリカリにまでしてくれる乾燥力は、1番の強みです。

製品の価格は他社と比べると高いですが、他社のように定期的なフィルター交換は必要ないため、余計なランニングコストがかかりません。

人数多めでも大丈夫

物足りない点・弱み

貝の殻や鳥の骨などは基本的には入れられません。乾燥時に羽のようなもので撹拌させるので、故障の原因になるということで、硬いものは避ける必要があります。

音はそこそこします。特に撹拌しているときはけっこう音が大きいので、気になる方はいると思います。

また、乾燥しはじめのタイミングでは、独特の臭いがそこそこ出ます。嫌な臭いではないですけど慣れは必要かも知れません。

価格は他社と比べると高いですが、それは、乾燥力と多人数対応、アフターサービスとトレードオフにあると言えます。

パリパリキュー PPC-11

パリパリキューPPC-11は、旧製品のパリパリキューブを大きくリニューアルして2020年4月に発売されました。

発売元のシマ株式会社(旧:島産業株式会社)は、官公庁向け一般ごみ処理を対象とした焼却炉やプラントの設計、製作、現地工事、チューニングまでを請け負うエンジニアリングメーカーです。

島産業は「パリパリキューブ」を2011年に開発して家庭用生ごみ処理機の分野に進出したのですが、もともとの主力のごみ処理エンジニアリング企業として歴史があります。

1968年に宵ビン・ガラス類の破砕処理機「ガラスミル」を開発・製造販売開始し、1972年には市町村向け不燃物処理プラント完成・販売開始と、ごみ処理エンジニアリングに技術と歴史を培ってきました。

その技術の蓄積を家庭用生ごみ処理機に活かしていますので、処理に関しての技術的な信頼は抜群です。

良い点・強み

炊飯器と同じような形・サイズで邪魔にならず、キッチンに置いてある白物家電として違和感ないデザイン

パナソニック製で入れられない物を入れられる。低温のため紙類を入れて燃えてしまう危険もない。

臭いについては、家電批評さんの検証ページが分かりやすいので参考にしてみてください。

処理容量も5人家族まで範囲なので、コンパクトな大きさの割にあると言えます。

物足りない点・弱み

処理したい生ゴミの量にもよりますが、乾燥に時間がけっこうかかります。ゴミの途中追加もできません(最初からになる)

パリパリキューライト PCL-35

パリパリキューライトは、パリパリキューのひと回り小型版で価格も安く抑えられています。

しかし単なる廉価版ではありません。

PCL-35は、2023年8月で

PCL-33、PCL-31

良い点・強み

乾燥し始めの臭いはそれほどでもなく、全体的に臭いの不快さは抑えられています。

物足りない点・弱み

 

loofen(ルーフェン)

 

良い点・強み

 

物足りない点・弱み

 

フードサイクラー FC-30

 

良い点・強み

 

物足りない点・弱み

 

NAGUALEP NA-2

 

良い点・強み

 

物足りない点・弱み

 

レコルト

 

良い点・強み

 

物足りない点・弱み